第2回:使ってよかったもの【寝具・睡眠編】
育児グッズといえばオムツや抱っこひもに目が行きがちですが、地味だけど確実に助けられたのが“寝具・睡眠グッズ”。夜泣き、寝かしつけ、昼寝のタイミング――赤ちゃんの「眠り」にまつわる問題は、育休中ずっとついて回りました。
このシリーズでは、使ってよかったものをテーマに、カテゴリごとに何回かに分けて紹介していきます。第2回は【寝具・睡眠編】。赤ちゃんが少しでも心地よく、安心して眠れるように。そんな想いで選び、使ってみてよかったアイテムたちを、パパ目線でお届けします。
なお、今回ご紹介するアイテムはすべて、エビデンス重視の妻が入念にネットで調査し、口コミや専門家の評価を徹底的に比較検討したうえで選定したものです
そいねーる ラージ|添い寝期間、まさかの短期終了!?
まずは、我が家の添い寝期を支えてくれたベビーベッド「そいねーるラージ」からご紹介します。
その名の通り、“添い寝”を前提に設計されたベビーベッドです。側面の柵が丸ごと取り外せるうえ、3cm刻みで高さ調整が可能。さらに付属のベルトで大人用ベッドとしっかり連結できるため、赤ちゃんとの安心な添い寝が実現できます。長く使いたいと考え、ラージタイプ(60×135cm)を選択しました(尚、ミニタイプは60×90cm)。
以下、我が家のベッド配置のイメージです。
図中の赤い線が取り外し可能な柵(以後”柵”)で、青い線は柵の上半分が手前に開く扉(以後”扉”)になっています。

購入理由
- 使用しているマットレスがかなり柔らかく、子供の窒息の危険性があり、大人のベッドでの添い寝は難しいため
- 夫婦ともベッドフレームを使用しており、加えて使用しているマットレスがかなりぶ厚く、床面-寝床面を55cm程度にする必要があり、この商品ではその高さまで調整可能であるため
✅良かった点
- 柵が丸ごと取り外せるため、寝かし付け時に子供をベビーベッドに置きやすい
→実際は、子供を抱えたまま大人ベッド上を膝立ちで進み、ベビーベッドに置いていました - 商品名の通り添い寝は確かにしやすく、背中トントンなど子供へのアプローチがしやすい
⚠️いまいちな点
- 柵の取り付け、取り外しは現実的ではない
→暗闇の中、位置合わせの穴に合わせて柵を取り付けるのは難しい
→また取り付け時は、他のフレームとの接触音などがあり、子供が寝ている横ではさらに難しい
→結局、しばらくは柵を取り付けずに使用した - 添い寝ができたのは、ほんのわずかな期間だけであった
→子供が突然夜中に妻を乗り越えて、ベッド下に落ちた(子供に怪我なし)
→以降、柵を常時取り付け、添い寝はできなくなった - 図中青線の扉から子供をベッドに置くのはちょっときつい(柵を常時取り付け後)
→扉の高さが絶妙で、重くなってきた子供をベッド上にそっと置くときに、腰をやりそうになる
商品ページ↓
そいねーるADラージ
赤ちゃん見守りシステム|1年使ってなお現役!育児テックの本命!?
次は、Sense‑U Pro Bundleという赤ちゃん見守りシステムです。
内容物としては、下記のとおりです。
- クリップ型センサー:オムツにセンサを挟み込むことで就寝時の呼吸・体温・姿勢を検知
- カメラ:音声検知、人間検知、動き検知および追跡、ナイトビジョン機能など搭載
- ベビーステーション:センサ及びカメラの情報を統合し、専用アプリと通信する
購入理由
- 妻が就寝時の乳幼児突然死症候群(SIDS)を心配していたため
- 就寝中の子供の様子を遠隔で確認したいため
✅良かった点
- 完全に“見守りをお任せ”とはいかないけれど、安心材料のひとつとして心強い存在
→アプリで定期的に様子をチェックしていますが、それでも「うつぶせになってないかな?」という不安が減っただけでも大きな安心感がありました。 - 音声検知機能で泣き声や物音にすぐ反応してアプリに通知が届くので、「あ、起きたかも」とすぐに気づけて、必要なタイミングでサッと駆けつけることができる
→周辺環境によっては、意図しない音声検知(我が家ではトラックの通過音等)が発生するので、 感度調整が必要 - 「昼寝からすぐに起きちゃったな…」という時でも、寝かしつけ時の体感温度が高めだったとか低めだったとか、ちょっとした傾向が見えてくることがある
⚠️いまいちな点
- センサを使える期間は、こちらも限定的かも?!
→意識的に寝返りができる&うつぶせ寝によって”うつ伏せアラート”が多発し、センサを使わなくなりました
→尚、個々のアラートのON/ OFFはアプリから可能です
商品ページ↓
Sense‑U Pro Bundle
遮光シート|最強アイテムはコレだった!?
次は、遮光シートです。実は、これが一番子供の睡眠に寄与しているアイテムだと思います。遮光してからというもの、昼寝の寝入りがスムーズになったり、朝もぐっすり長く寝てくれたり。思いのほか効果を感じています。
部屋を真っ暗にするため、シートを何回も貼り直したり、クーラーや部屋の明かりスイッチを含む小さな光源までも徹底的に消し去りました。
購入理由
- 主に日中の昼寝時間が短く、原因の一つとして周囲を遮光していないことを考えたため
→我が家は遮光度の高くないブラインドカーテンを使用しており、カーテンの隙間からも光が入ってきます
✅良かった点
- 貼り付け方法も”マジックテープ”と”跡が残らない両面テープ”の2種類があり、簡単
- 正しく貼り付ければ、ちゃんと遮光してくれる
シート貼り付けのコツ
窓面に1枚遮光シートを貼るだけでは、下図のようにシートの隙間から光が漏れてきてしまうので、シートを細く切って1枚目のシートをぐるっと囲むように2重でシートを貼ることをお勧めします。

また、我が家の寝室は引き戸なのですが、戸の隙間からも時間帯によっては光が差し込むため、隙間にシートを貼りました。
⚠️いまいちな点
- 特になし
購入ページ↓
遮光シート(LMLSHOU)
ホワイトノイズマシン D32|うるさい方がよく寝る…ってホント!?
「静かな環境ほど赤ちゃんはよく眠る」と言われますが、実際の生活はそう簡単じゃありません。外の騒音、家の生活音…。そんな中で試してみたのが、ホワイトノイズでした。
購入理由
- iOS標準の「バックグラウンドサウンド」でホワイトノイズを流していたが、流している間、その端末が使用できなくなるため
✅良かった点
- 隣の部屋のちょっとした生活音で起きることはなかったので、一定の効果はあったと思う
- 大人の私にとって、ホワイトノイズ音が睡眠の邪魔になるようなことはなかった
- この商品はUSBタイプCの充電タイプで、1回の充電で3日程度は持った
⚠️いまいちな点
- 特になし
以下商品ページ↓
Dreamegg ホワイトノイズマシン D32
ジオピロー プレミアム|高級枕、わずか2週間で卒業!?
生後すぐの赤ちゃんって、ほとんどの時間を寝て過ごしますよね。だからこそ、「頭の形」に関する悩みが出てきやすい。我が家では、ある時から後頭部が平らになってきた気がして、赤ちゃん用の枕を購入しました。が、我が家の子には、あまり合わなかったようでした。
購入理由
- 最初の頃、頭が常に左を向いて寝ており、それを正面に強制したかった
- ついでに絶壁頭の予防もしたかった
- メッシュ材のため、最悪うつ伏せになった場合も窒息を防止することができるため
✅良かった点
- 特になし
⚠️いまいちな点
- 結局、子供には合わなかったようでした(2週間も使用しなかったです。高かったのに!)
→寝つき、睡眠が悪くなったような気がしました
→寝相の関係か、すぐに枕からずり落ちていました
以下商品ページ↓
ジオピロー プレミアム
次回予告
次回は、「使ってよかったもの」シリーズ第3弾【家電&便利グッズ】をお届けします。
快適な育児環境の裏にあった、工夫と選択の記録。
「これから出産・育休を迎える方」にもぜひ届けたい、等身大のレビューをお届けする予定です。
「育休を取ろうか迷っている方も、毎日育児と向き合っているパパ・ママも。
このブログが、少しでも背中を押すきっかけになれば嬉しいです。」
初めてこのブログを訪れた方は、ぜひブログ紹介の記事もご覧ください。
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